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osCommerce セッティングガイド

 

アプリケーションヴォルトからの『osCommerce』のインストールは、前項で解説したとおりです。
ここでは、実際に『osCommerce』のご利用を開始するためのガイドをいたします。

※運用方法や詳細な設定につきましては、公式サイトや販売書籍等をご参照ください。

 

1.osCommerce管理画面へのログイン

をクリックすると『osCommerce』の管理者ログイン画面が表示されますので、以下のユーザID・パスワードでログインしてください。

ユーザ admin
パスワード admin

 

3.管理者パスワードの変更

ログインすると、管理メニューが表示されます。管理者パスワードがデフォルトのままですと危険なため、必ずログイン後にパスワードを変更してください。

設定/モジュール/カタログなどの管理メニューを選択すると、左側に『ユーザ』の項目が表示されます。

クリックするとリストが表示されますので、『ユーザ管理』をクリックし、ユーザに『システム管理者』を選択して、『パスワードを変更』をクリックしてください。

新しいパスワードを入力し、『変更』をクリックしてパスワードの変更は完了です。

※管理者ユーザID『admin』は変更できません。パスワードのみ変更してください。

以上で、『osCommerce』のインストール作業は終了です。

以下のことを推奨します。

詳細な設定や運用方法などにつきましては、公式サイトや販売書籍などをご参照ください。

PostMailのカスタマイズ

 

インストールしたPostMailの表示画面を、お客様の独自HTMLに変更する方法について説明します。

なお、HTMLタグの記述方法につきましては、一般書籍または以下のサイトを参考にしてください。

【 CGI提供元 KENT-WEB 】
http://www.kent-web.com/data/postmail.html

 

1.テンプレートファイルの構成

PostMailのインストールが終了すると、以下のディレクトリにPostMailの各種表示用テンプレートがインストールされます。

このHTMLファイルを入れ換えることで、表示内容をカスタマイズできます。

項目 表示URL
トップ画面 http://www.(お客様ドメイン)/PostMail/postmail.html
確認画面 http://www.(お客様ドメイン)/PostMail/tmpl/conf.html
一般エラー画面 http://www.(お客様ドメイン)/PostMail/tmpl/err1.html
入力エラー画面 http://www.(お客様ドメイン)/PostMail/tmpl/err2.html
送信後画面 http://www.(お客様ドメイン)/PostMail/tmpl/thx.html

 

2.テンプレートファイルのダウンロード

FTPクライアントで以下のディレクトリにアクセスします。

/httpdocs/PostMail

カスタマイズしたい対象ファイルを、お客様のローカル(パソコン)側にダウンロードします。

 

3.テンプレートファイルの編集

お手持ちのホームページ制作ソフトで対象ファイルを編集します。

※万一、編集に失敗した場合のため、お手元にバックアップをおいておくことをおすすめします。

 

4.テンプレートファイルの入れ替え

編集後のファイルを再びサーバーにアップロードします。

同じファイル名で上書きすることで、お客様のオリジナルのテンプレートに入れ換えできます。

 

以上でPostMailのカスタマイズは終了となります。

 

 

PostMailの設定

SPAMフィルタの初期設定

メールアドレス毎にSPAMフィルタを設定することで迷惑メールをある程度抑えることができます。

ここではSPAMフィルタの設定方法を説明します。

1. メール機能の起動

『Pleskコントロールパネル』にログインします。

ログインしましたら左メニューから「ドメイン」をクリックしてください。

画面が変わりましたら、希望するドメインの右側に記載のある「コントロールパネル」をクリックしてください。

画面が切り替わりましたら、上部メニューから「メール」アイコンをクリックします。

 

2. メールアドレスの選択

メール機能を起動すると、以下の画面が表示されます。

SPAMフィルタを設定したいメールアドレスを選択し、クリックしてください。

 

3. SPAMフィルタ

4. SPAMフィルタの設定

左上段のチェックボックスにチェックを入れ、希望の動作を選択し、OKをクリックします。

以上でSPAMフィルタの初期設定は完了です。

 

■メッセージをSPAMとして判断するスコア値

SPAMフィルタでは、受信メール1通1通に対してSPAMである可能性を点数にして割り出し、メールのヘッダに書きこみます。
その数値が大きいほどスパムメールである可能性が高いことになります。

初期設定では7.0の値からSPAMメールであるとみなされる設定になっています。
SPAM の判定を厳しくしたい場合は、その[メッセージをSPAMとして判断するスコア値]の数値を減らしてください(例 6.5、6.0等 )。
逆に数値を増やすと(例 7.5 )、SPAM の判定を緩和します。

1.[高度な設定を表示する]をクリックし、スコア値を設定後、OKをクリックしてください。

 

受信拒否アドレスリストの設定については次項「ブラックリスト(受信拒否アドレスリスト)の設定」にお進みください。

SPAMフィルタに学習させてフィルタの精度を上げる

IMAP プロトコル経由でメールボックスにアクセスされる場合、Plesk上の設定によりSPAMフィルタの制度を

上げることが可能です。

ここではSPAMフィルタの制度を上げる設定方法を説明します。
SPAMフィルタの初期設定」の[5.SPAMフィルタを有効にする]までは完了しているものとし、その続きからの説明となります。

1.「スパムをスパムフォルダに移動する」を有効にする。

 

IMAP プロトコル経由でメールボックスにアクセスしており、スパムと見なされたすべてのメッセージをスパムフィルタによって「Spam」という名前の IMAP フォルダに移動させたい場合は、[スパムをスパムフォルダに移動する]オプションをオンにしてください。

すべてのメッセージは 30 日後に Spam フォルダから自動的に削除されるため、重要なメッセージを見落とさないように Spam フォルダのコンテンツを定期的にレビューして、スパム以外のすべてのメッセージを受信フォルダに戻す必要があります。

[スパムをスパムフォルダに移動する]オプションをオンにすると、スパムフィルタを学習させ、受信ボックスから Spam へ、あるいは Spam から受信ボックスへ、スパムメッセージを移動して精度を上げることができます。

 

スパム検出の精度を改善するには:

1.メールボックスに、ウェブメールまたはメールクライアントプログラムでアクセスします。

2.受信フォルダ内のメッセージを確認します。すべてのスパムメッセージをスパムフォルダに移動します。これにより、   SpamAssassin スパムフィルタでのスパムの認識率が上がります。

 

 

webalizerの解説

 

ホームページを訪れるユーザの中には、見込み客や潜在顧客が多数含まれています。

ログ解析ツール『Webalizer』では、お客様のホームページの月・週・日別アクセスを多角的に分析できます。一目でわかるグラフィック表示と、さらに詳しい詳細を数字で表示します。ログ分析を行うことにより、少ない時間とコストでビジネスに役立つマーケティングが展開できます。

 

■統計項目

ホームページのアクセス率は、ヒット数で見るよりもページ数と訪問者数で見ると、より分かりやすく、より正確です。

「祝!100万ヒット達成!」こんなフレーズをよく目にします。しかし、ほとんどのヒット数は、「index.html(トップページ)」「Not-Found(ページが表示されない)」「ブラウザのキャッシュ」などサーバに対してのすべてのアクセス数を含みます。そのためデータとしてはかなり曖昧です。

より正確なデータを得るためには、“ファイル”“ページビュー”“訪問者”毎のアクセス数を参考にします。ファイル数は実在するファイルのみのアクセス数、ページビュー数はURLごとのアクセス数、訪問者数はユニーク数を集計します。

統計項目の基本解析要素は下記の通りです。

ヒット数 特定期間内(月・日・時間)にサーバに対するすべて(Not Found、ユーザのキャッシュ含)のアクセス数。
ファイル数 「ヒット数」の中から実在するファイル(Not Found、ユーザのキャッシュを除く)に対してのアクセス数。より正確な「ヒット数」。
ページ数 URL(ページ)毎のアクセス数(画像・リンクなどのコンテンツ内容は含みません)
訪問者数 「ページ数」集計の中で、30分以内の同一IPアドレスやリモートホストからのアクセスはカウントされません。
不正多重アクセスなどはカウントされません。
どのくらいの人がサイトへ来たかをカウントします。
サイト IPアドレスやリモートホストアクセス数を表示します。(ただし、プロバイダなどで固定IPではなく自動割当の場合は、ユーザが複数いても同一IPアドレスとなり、カウントされません)
キロバイト お客様のサイトからクライアウントへのデータ転送量

 

webalizer利用マニュアル